熊本県熊本市北区に本社を置き、醤油や味噌、調味料などの製造・販売を手がける株式会社フンドーダイが制定。
日付は「煮(2)る(6)」と読む語呂合わせから。
同社では伝統的な和食である「煮物」の文化を次世代に伝え未来に受け継ぐ「煮物プロジェクト」を立ち上げており、記念日を活用して煮物文化を普及させるのが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
1869年(明治2年)創業のフンドーダイは、2019年(平成31年)3月に醤油の製造を開始して150年目を迎えた。1928年(昭和3年)に株式会社に改組。創業者の名前から「大久保醤油」とし、ブランドは分銅(ふんどう)の中に「大」という字を書いて「フンドーダイ」とした。
これは創業者の家系が寛永年間から熊本市出町で酒造業を営みながら副業として両替商をしていた時に使用していた一両や二朱といった分銅が伝わっており、これを苗字からとった「大」の1文字と組み合わせて作ったもの。正確、公平、バランスという意味が込められている。
同社は創業から現在まで永年にわたり醤油や味噌など基礎調味料の製造・販売を通して地域の食文化の味づくりに貢献してきた。和食が世界から注目されている昨今において、フンドーダイの味を全国に、世界に伝えていく。