愛知県田原市のJA愛知みなみ田原洋菜部会が制定。
日付は「ブ(2)ロ(6)ッコリー」と読む語呂合わせと、潤沢な出荷量が見込める時期であることから、2月6日を記念日に。
同部会が生産するブロッコリーはビタミンAやビタミンCが豊富な緑黄色野菜で「芯の部分まで美味しく食べられる」と評判。この田原洋菜部会のブロッコリーを多くの人に食べてもらうのが目的。
記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
JA愛知みなみ田原洋菜部会は、渥美半島の洋菜生産者により1966年(昭和41年)に結成された。現在、部会員数は253名。渥美半島産の洋菜の振興と、栽培技術の向上のため、力を合わせて日々切磋琢磨している。会員は古くからの部会員を中心に栽培技術の水準も高い人ばかり。
合言葉は「守る品質・築く信頼、一人ひとりがマル田の力」である。「マル田」とは「田原」のこと。長い部会の歴史の中でこのように言われ続けている。部会員のメンバー同士は常に和気あいあいとして、冗談が良く飛び交い、渥美半島の風土と同じく、素朴で温かな空気に包まれてる。
主力のブロッコリーは1963年(昭和38年)頃から栽培しており、50年以上の歴史がある。カリフラワー(花野菜)、玉レタス、セロリ、レッドキャベツは、それ以前から栽培されている。
ブロッコリー(broccoli)は、アブラナ科アブラナ属の緑黄色野菜。原産地は地中海沿岸。和名はメハナヤサイ(芽花野菜)。旬は11月~3月。茹でると鮮やかな緑色、料理の彩りとなる風味豊かな野菜。「ブロッコ」の語源は若葉や若木を指すイタリア語から。蕾(つぼみ)の集まりを食べる「花野菜」の一種。
栄養面ではビタミンAやCが豊富で、抗酸化成分や抗がん成分を含むことから健康野菜として人気がある。サラダはもちろん、グラタン、パスタ、炒め物やスープなど、調理のバリエーションも豊富。田原市は市町村単位でのブロッコリーの出荷量は全国1位となっている。
関連する記念日として、「いい(11)ブロ(26)ッコリー」と読む語呂合わせから11月26日は「いいブロッコリーの日」、「や(8)さ(3)い(1)」(野菜)と読む語呂合わせから8月31日は「野菜の日」となっている。