宮崎県宮崎市に本社を置き、人口減がすすむ地域社会に光をあてる株式会社ライトライトが制定。
日付は「つ(2)ぐ(9)」(継ぐ=事業承継)と読む語呂合わせから2月9日に。
同社は事業を譲りたい人と譲り受たい人をつなぐ事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」の運営などを手がけている。
後継者不足のためやむを得ず廃業する事業者の増大は地域経済の衰退にもつながることから、relayのサービスを活用してもらい、望まない廃業を減らすとともに事業承継の認知度を高めるのが目的。
記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は2020年(令和2年)1月6日に設立した会社。人口減社会の中であるべき地域社会の在り方を問い、よりよい未来を提示していくのが同社の役割である。
インターネットやSNSで便利な世の中になる一方で、地域では、伝統・しきたり・地縁・血縁など、それと真逆を行く文化が根強く残る。地域に住む人々にとっては、便利であることは必ずしも重要ではない。しかし、それらを上手に取り入れていかなければ人口減で衰退する地域も出てきてしまう。
インターネットも、地域も当たり前に知る同社は、どちらの良さも大切にする。これまでの文化を尊重しながらも、地域に光をあて、正しい未来を示していけるサービスづくりをしていく。
同社は「オープンで公正な」事業承継プラットフォームの提供を通し、地域の事業者と地域をこれから前にすすめてくれる人との出会いを最大化することで、一つでも多く望まない廃業を減らしていく。
relayでは「誰が」「どこで」「どんな事業の」後継者を募集しているか公開し、共感をベースにしたオープンな事業承継体験を提案する。儲かるか儲からないかだけではない、想いを引き継ぐ新しい継業文化をつくる。