もともと日本独自の「左利きの日」であったが、その後「左利きグッズの日」に改称された。日付は「レ(0)フ(2)ト(10)」と読む語呂合わせから。
「左利きの日」は、「Japan Southpaw Club」が2001年(平成13年)に制定。世界的には8月13日が「左利きの日」とされているが、日本ではお盆の時期でイベントが開催しづらいとの理由で2月10日となった。その後、2009年(平成21年)に「左利きグッズの日」に改称された。
「左利きグッズの日」は、神奈川県相模原市中央区に本社を置き、左利きグッズを扱う菊屋浦上商事株式会社が制定。社会生活で左利きの人が感じている様々な道具の使いづらさ。それを解消するための左利き用グッズの普及を目指している。「左利きグッズの日」は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
左利き用グッズとして、ハサミやカッター、定規、鉛筆削り、扇子、急須、フライ返し、コルク抜き、スライサー、缶切り、ギター、草刈り機、マウス、キーボードなどの商品がある。
左利きの人の割合は世界的に見て約10%で、古代から右利きの人が圧倒的に多い。利き手が決まる原因には、遺伝的要因と環境的要因があるが、利き手を決めるメカニズムなど不明な点も多い。
左利きの人は英語で「レフティー(lefty)」と呼ばれるが、その他にも、左利きの人を指す言葉として「サウスポー(southpaw)」や「グーフィー(goofy)」「ぎっちょ」などがある。