北海道札幌市のホクレン農業協同組合連合会内に事務局を置く、北海道米販売拡大委員会が制定。
日付は「ふ(2)っく(9)りんこ」と読む語呂合わせから。
記念日を通して北海道米「ふっくりんこ」に愛着を持ってもらい、認知度の向上と消費拡大を図ることが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
北海道の道南で開発された「ふっくりんこ」は北海道を代表するブランド米の一つで、つやのある見た目で、甘みと粘りがあり、ふっくらとした食感が特徴。道南と空知の一部産地限定で作付けを行うことで品種本来の美味しさが守られている。
地元で愛されてきた品種で、和食や魚介系との相性が抜群。料亭や機内食などでも採用される美味しさ。食味ランキングで、最高評価の「特A」を3年連続で獲得している。
2003年(平成15年)に北海道の優良品種認定を受けた。品種名の「ふっくりんこ」は、ひと粒ひと粒がふっくらとした様子をイメージしている。
北海道内の4つの生産者組織が集い、「ふっくりんこ産地サミット」が毎年開催される。サミットで締結された厳しい品質基準をクリアしたお米には、品質へのこだわりの証として「ふっくりんこ産地サミット公認マーク」が付けられる。
関連する記念日として、同委員会は7月2日を「北海道米「ななつぼし」の日」、12月の第4日曜日を「冬のごちそう「ゆめぴりか」の日」に制定している。