東京都港区赤坂に本社を置き、データ活用でDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する株式会社セゾン情報システムズが制定。
日付は「データをつ(2)なぐ(9)」と読む語呂合わせから2月9日に。
同社は1993年(平成5年)にファイル連携/データ連携ツール「HULFT(ハルフト)」を発売。2023年(令和5年)で30周年となり、その年の2月には日本発iPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)「HULFT Square(ハルフト スクエア)」をリリースしている。
世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を実現するのが目的。記念日は2023年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は1970年(昭和45年)9月1日に設立した会社。事業として、HULFTビジネス、データプラットフォームビジネス、流通ITサービスビジネス、フィナンシャルITサービスビジネスを手がける。
HULFT(Host Unix Linkage File Transfer、ハルフト)は、ファイル転送をはじめとする各種機能を実行するミドルウェアで、セゾン情報システムズが開発・販売する。企業内や企業間の業務システムを接続し、日常のシステム運用で発生するデータ連携を自動化することができる。
メインフレームや商用UNIX、Linux、Windowsなど様々なプラットフォーム間を繋ぐことができ、TCP/IPで接続されたLANや広域回線網(WAN)、インターネットなど様々な通信ネットワークで利用できる。1993年の発売以来、同種のソフトウェアの中では国内で最も広く普及しており、海外でも広く浸透している。
単純なファイルの伝送だけでなく、テキストファイルの文字コード変換やファイルの圧縮・展開、透過的な暗号化、データの改竄や破損・欠落の検知、操作履歴(ログ)の保存、異常時の自動リカバリ(再送)、複数拠点への同報配信、複数拠点からの同時集信、複数ファイルの一括転送、受信ファイルの世代管理、帯域を占有しない間欠転送、受信側による受信可否の通知など多彩な機能を備える。
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