「1日約8~9時間の睡眠時間を守り、しっかり休もう」という提言を実行する日。
関東の一部地域で記念日が制定されたとの情報があるが、詳細については不明である。また、年によっては小中学校で安眠キャンペーンのイベントが実施されるとの情報もある。
安眠(あんみん)とは、安らかに眠ること。また、そのような眠り。ぐっすり眠って睡眠の質が高い状態を意味する。朝すっきり起きられ、日中も眠気がなく、心身の健康が維持できていれば安眠できていると言える。
日本人は他国の人に比べて睡眠時間が短いと言われており、睡眠不足を解消するためにもしっかり睡眠をとって休む必要がある。また、総務省が発表している「社会生活基本調査」において、関東圏の睡眠時間は他の地域に比べて短いとの調査結果もある。
睡眠不足や睡眠の乱れは、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病、うつ、認知症、心筋梗塞、狭心症など様々な病気のリスクになると考えられている。また、集中力の低下により仕事や勉強の効率が下がる、ミスが多くなるなどの問題を引き起こす原因にもなる。
近年では、夜遅くまでスマートフォンを使うことで睡眠時間が短くなっている人も増えている。10代の子どもでは、深夜までオンラインゲームに没頭してしまい寝不足になり、そのまま登校するケースも問題になっている。
関連する記念日として、3月18日は「春の睡眠の日」、9月3日は「秋の睡眠の日」、10月9日は「熟睡の日」、3月19日は「眠育の日」となっている。
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