広島県福山市で1969年(昭和44年)に創業した不動産業の有限会社山陽不動産が制定。
日付は社名の「さん(3)よ(4)う」(山陽)と読む語呂合わせから。なお、記念日名の初めにある34は「サンヨン」と読む。
同社では長年にわたり不動産という観点から地域に根差した事業を展開、福山を盛り上げてきただけでなく、若手起業家を支援する事業「Dioporte」(ディオポルテ)などを手がけてきた。
記念日を通して、同社とともに「福山」や「山陽地域」の認知度向上が目的。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は1969年(昭和44年)7月に藤崎フサ子が福山市御船町に創業し、不動産仲介・不動産買い取り・賃貸管理業を行う。1975年(昭和50年)3月に溝入和子が入社し、親子2代での経営が始まる。
1994年(平成6年)2月に事務所を福山市東町に移転。2003年(平成15年)12月に角田千鶴が入社し、親子3代での経営が始まる。2012年(平成24年)12月に事務所を拡張、全面改装。代々女性社長、これからも地域のために。
山陽地方(さんようちほう)は、本州の瀬戸内海側に位置し、その名称は古代日本の律令制における五畿七道(ごきしちどう)の山陽道にちなむ。
令制国では播磨国・美作国・備前国・備中国・備後国・安芸国・周防国・長門国の8国にあたる。近代では岡山県・広島県・山口県にあたる。
平野部は瀬戸内海式気候で、年間を通じて天気や湿度が安定している。北部の山間部は日本海側気候の豪雪地帯であり、スキー場も数多く有る。太平洋ベルト地帯に属し、臨海工業都市が帯状に分布している。
福山市(ふくやまし)は、広島県の最東部、備後地域にある市。県内では広島市に次ぐ人口。1998年(平成10年)に中四国地方で2番目の中核市に指定された。城跡が国の史跡に指定された福山城や、国の名勝にも指定された鞆の浦(とものうら)などがある。
広島市と岡山市の中間に位置する。世界最大級の銑鋼一貫製鉄所(JFEスチール)を抱える重工業都市であり、瀬戸内工業地域を構成している。また、高い国内シェアを持つ鉄工・金属加工関連産業、繊維、機械製造企業が集積する。