HMPAの日（3月4日 記念日）
広島県尾道市に本社を置き、食品や化粧品、医薬品、医薬部外品の原料などを製造・販売する丸善製薬株式会社が制定。
HMPAとは、ポリフェノールを摂取したときに生成される代謝産物で、健康に様々な良い効果が期待できると言われている。同社が長年研究を重ね食品原料として規格化に成功したHMPAのことを多くの人に知ってもらい、健康について考えてもらうのが目的。
日付はHMPAの正式名称である「3-(4-Hydroxy-3-Methoxyphenyl)Propionic Acid」の頭の数字から3月4日を記念日に。記念日は2024年（令和6年）10月10日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
丸善製薬株式会社は1938年（昭和13年）9月5日に創業し、1949年（昭和24年）7月13日に設立した会社。資本金は9800万円、売上高は161億円（2024年3月期）、従業員数は461名となっている。企業理念として「自然の恵みをつなぐ」を掲げる。
同社は研究開発・製造・営業部門が一体となり、医薬品や化粧品、食品分野に、植物を中心とする天然物由来の様々な「原料」を提供している。高い専門性により培った知識とノウハウを生かし、お客様との日々のコミュニケーションの中で、「自然の恵み」を「新たな価値」へとつなげていく。
HMPAはBMIが高めの人の腹部の脂肪を減らす機能が報告されている。HMPAを含む原材料は米ぬか発酵物であり、化学的に合成されるなどした成分ではない。植物に含まれるポリフェノールに分類され、ポリフェノールの活性本体を同社独自の発酵技術で初めて規格化した。
HMPAはポリフェノールに特有の苦味や渋味がほとんどなく、どんな風味の商品にも配合できる。溶解性や安定性の高さもHMPAの特長で、サプリメントはもとよりドリンク・ゼリー類を始め、スーパーなどの店頭に陳列される食品など様々な加工食品に応用できる。
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