神奈川県鎌倉市に本店を置き、「鳩サブレー」などの菓子類の製造・販売を行う株式会社豊島屋(としまや)が制定。
同社を代表するお菓子「鳩サブレー」のマスコット的な商品である「鳩三郎(ハトサブロー)」や、鳩をモチーフにした様々な同社オリジナルグッズの特販日とすることが目的。
日付は三郎の読みであるサブローを「サ(3)ブロ(6)ー」とする語呂合わせで3月6日を記念日としたもの。
記念日は2025年(令和7年)2月25日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を記念して、普段は本店でしか買えない人気の鳩グッズがこの日限定でオンラインショップで販売される。
豊島屋は1894年(明治27年)に鎌倉で創業した店であり、130年以上にわたりお客様に愛されるお菓子を作り続けてきた。そんな豊島屋が開発した「鳩サブレー」は、その名前の通り「鳩」の形をしている。また、バターの風味とサクサクとした食感が特徴である。
明治生まれの「鳩サブレー」は、今では神奈川県・鎌倉を代表するお菓子となっている。ハイカラな鎌倉の味として、地元・鎌倉を中心として多くの人々に愛されている。
「鳩サブロー」は豊島屋の初代店主が「鳩サブレー」を世に出す際に親しみを込めて「鳩三郎」と呼んだことに由来する。
「鳩サブレー」を開発していた頃に、試作品を食べた友人の船長から「フランスで食べたサブレーという菓子に似ている」と言われ、店主は初めて「サブレー」という言葉を知ったが「三郎」と語呂が似ていて親しみを感じたという話が残っている。