プロのミーハーとして知られる古川剛也氏が制定。
日付は「ミー(3)ハー(8)」と読む語呂合わせから3月8日を記念日としたもの。
「流行に乗っかっているだけ」というネガティブな印象を持たれることもある「ミーハー」。しかし、見方を変えると、様々な価値観を受け入れ、好きな人や好きなものに会いに行く行動力を持つ前向きなキャラクターとも言える。
ミーハーの人が集い、好きなことを語り合い、新しい好きに出会う日とするのが目的。記念日は2025年(令和7年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
2025年3月21日(金)に記念日の登録証授与式が東京・渋谷のヒカリエで行われ、大勢の参加者の前で披露された。授与式は「ミーハーサミット2025」と題したイベントの中で行われた。同イベントでは、ミーハーをビジネス創出の観点とキャリア開発の観点をもって、様々なビジネスパーソンが語り合った。
プロのミーハーを自認する古川氏には、サッカー界のスーパースターであるリオネル・メッシ(Lionel Messi、1987年~)ら名だたる著名人にサインをもらいツーショットを撮るためだけにアメリカに行った話などがある。その結果メッシ本人に直接会い、サインをもらっている。
「ミーハー」とは、世の中の流行や話題に敏感に反応し、夢中になる人や熱中しやすい人を意味する言葉である。特に流行に左右される若い女性に対して使われたが、現在では男性にも使われる。
通常はカタカナで「ミーハー」と表記され、英語の私「me(ミー)」と彼女「her(ハー)」に由来する説もあるが、「ミーハー」は日本語である。「ミーハー」という言葉の由来については諸説あるが、昭和初期に生まれた俗語(ぞくご:公式な場面や文書では用いられないが、世間で日常的に使われる言葉)とされる。
当時は萬龍(まんりゅう)や市丸(いちまる)、栄龍(えいりゅう)など漢字の名前が主流だった芸者の名前に、「みよ」や「はな」など「み」や「は」で始まる名前が流行した。この流行りに便乗した芸者を「みいちゃん・はあちゃん」と呼び、その頭文字をとって「ミーハー」と呼ぶようになった説がある。
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