栃木県宇都宮市に本社を置き、氷菓やアイス、マロングラッセ、冷凍食品などの製造・販売を手がけるフタバ食品株式会社が制定。
日付の3月9日は「サ(3)ク(9)レ」と読む語呂合わせであり、春夏に向けて「サクレ」の需要が高まることから、サクレシーズンの始まりの日と捉えたもの。
スライスしたレモンが入っていることで有名な「サクレ レモン」などの「サクレ」シリーズは、冷凍庫から出した直後でもサクサクな食感が楽しめるカップ入りのかき氷。記念日を通して同社の人気氷菓「サクレ」をより多くの人に楽しんでもらうのが目的。
記念日は2024年(令和6年)1月23日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。これは「サクレ」シリーズの発売39周年を記念して行われたものである。
フタバ食品株式会社は1945年(昭和20年)12月19日に栃木食糧品工業有限会社として創業した会社。宇都宮市中河原に冷菓工場を設置しアイスキャンディー事業を行っていた。1963年(昭和38年)に双葉食品興業株式会社と合併して現社名となった。
同社は肉まんや餃子ドッグの中華まんじゅうの製造・販売も手がける。資本金は4億9,200万円、年商は231億円(2024年度)、従業員数は267名となっている。
同社の人気氷菓「サクレ レモン」は1985年(昭和60年)に誕生した。フランス語で「神聖な」という意味のSACRÉ(サクレ)と、サクサク食感の響きを合わせて「サクレ」と命名した。サクサク食感と爽やかな味わいが特徴で、老若男女幅広いファンの人々に支えられてきた。
「サクレ」シリーズには「サクレ レモン」の他にも「サクレ あずき」や「サクレ マンゴー」「サクレ パイン」「サクレ 濃いみかん」「サクレ ピンクミックス」「サクレ Wメロン」などの商品がある。
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