東京都新宿区四谷本塩町に本社を、北海道札幌市東区苗穂町に本店を置く総合乳業メーカーの雪印メグミルク株式会社が制定。
手で簡単に裂ける「雪印北海道100 さけるチーズ」は1980年(昭和55年)の発売以来、人気のロングセラー商品。
北海道産の生乳を100%使用したクセのない味わいで、小さな子どもから大人まで家族全員で楽しめる「雪印北海道100 さけるチーズ」の美味しさ楽しさを、より多くの人に知ってもらうことが目的。
日付はチーズを裂く動作から「さ(3)く(9)」と読む語呂合わせで3月9日を記念日としたもの。記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
雪印メグミルク株式会社は雪印乳業株式会社(雪印)と日本ミルクコミュニティ株式会社(メグミルク)の経営統合により、2009年(平成21年)10月1日に両社の持株会社として設立された。
雪印メグミルクの資本金は200億円、従業員は2023年(令和5年)3月末時点・連結で5715名となっている。グループメッセージは「未来は、ミルクの中にある。」である。
「雪印北海道100 さけるチーズ」は1980年(昭和55年)に商品名「ストリングチーズ」として発売が開始された。英語のストリング(string)は糸・繊維・紐・弦などを意味する言葉。
当時は地域限定の手作りチーズとして売り出されたが、裂くとまるでサキイカのような形状、シコシコ、キュッキュと弾力性のある食感の新しさが大うけで、地域のレア商品から一気に全国発売となった。発売当初は「しお味」と「スモーク味」があった。
1995年(平成7年)に「さけるチーズ」に商品名が変更された。また、フレーバーは「しお味」が「プレーン味」と名称を変え、それに加えて「スモーク味」と「レッドペッパー味」の3品体制になった。歴史の長いチーズだが、常にお客様の声を取り入れて改良が続けられ、味も食感も進化を繰り返し、現在の美味しさに繋がっている。
2024年(令和6年)2月時点で「雪印北海道100 さけるチーズ」の商品ラインナップは「プレーン」「スモーク味」「とうがらし味」「ローストガーリック味」「バター醤油味」「コンソメ味」の6種類となっている。
同社のWebサイトではこの「さけるチーズ」を使用した料理レシピを紹介している。同商品を使用した「卵スープ」や「カレーうどん」「春巻スティック」「もずく酢」「ミネストローネ」「マッシュポテト」など様々なレシピがある。
関連する記念日として、同社は「CREAM SWEETS」(クリーム スイーツ)シリーズの前身である初代「クリームゼリー・コーヒー」が1976年(昭和51年)11月22日に発売されたことに由来して、11月22日を「CREAM SWEETSの日」に制定している。