東京都千代田区永田町に本部を置く公益財団法人「日本さくらの会」が1992年(平成4年)に制定。
日付は「3×9(さくら)=27」の語呂合わせと、七十二候の一つ「桜始開」(さくらはじめてひらく)が重なる時期であることから。
日本の歴史や文化、風土と深く関わってきた「さくら」を通して、日本の自然や文化について、国民の関心を深めることが目的。
同会は、1964年(昭和39年)に設立して以来、宝くじの社会貢献広報事業の助成を受け、「宝くじ桜」配布事業を始めとして、様々なさくら植樹事業を実施してきた。現在までに全国の公園、河川、道路沿線、学校、公共施設周辺などに約300万本のさくらの植樹を行っている。
また、日本のさくらを守り育てるため、「さくら名所100選」の選定や、「さくら名木・巨木概況調査」、肥料・樹勢回復資材の頒布を実施するなど、さくら名所の保全や名木・巨木の保存、稀少品種の育成に努めている。
その他、「さくら祭り」や「さくら植樹式」に出席する「日本さくらの女王」の選出や、その「さくらの女王」を通じての国際交流やさくらを海外に寄贈するなど、さくらを通じた国際・文化交流事業を実施している。
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