2015年(平成27年)1月14日のサービス開始以来、多くの人に愛されてきた人気オンラインゲーム『刀剣乱舞 ONLINE』を企画・開発する株式会社ニトロプラスが制定。
日付は「さ(3)に(2)わ(8)」(審神者)と読む語呂合わせから、3月28日を記念日としたもの。
同ゲームのプレーヤーキャラクターである「審神者」(さにわ)の記念日を制定することで、利用者の方々に感謝と健勝への想いを伝えるとともに、ゲームのさらなる発展を願うことが目的。
記念日は2024年(令和6年)8月23日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。「刀剣乱舞・審神者の日」の登録を記念して、記念日登録証の授与式が2025年(令和7年)1月18日(土)~19日(日)に幕張メッセで開催される「刀剣乱舞 大本丸博2025」内で実施された。
「審神者の日」は長らく同ゲームのファンの間で非公式の記念日だったが、日本記念日協会に認定されたことにより正式に公式記念日となった。
株式会社ニトロプラスは2000年(平成12年)6月に設立し、東京都中央区日本橋本町に本社を置く。資本金は1億1000万円、社員数は85名(2024年9月時点)となっている。なお、ニトロプラスブランドの設立は1999年(平成11年)8月8日のことである。
『刀剣乱舞 ONLINE』(とうけんらんぶ オンライン)は、EXNOA(旧:DMM GAMES)とニトロプラスが共同製作したPC版ブラウザゲーム。2016年(平成28年)3月1日にスマートフォン版(iOS、Android)が『刀剣乱舞 Pocket』(とうけんらんぶ ぽけっと)として配信された。公式略称は「とうらぶ」。
日本刀を男性に擬人化した「刀剣男士」(とうけんだんし)を収集・強化し、日本の歴史上の合戦場に出没する敵を討伐していく刀剣育成シミュレーションゲーム。刀剣男士はゲーム上では精霊が宿った「付喪神」(つくもがみ)という設定。
審神者は、同ゲームにおけるプレイヤーキャラクターのことであり、転じてプレイヤーたち自身を指す言葉でもある。審神者の元々の意味としては、霊能力者の一種で、古代神道の祭事にて神託を受け、その解釈を信者に伝える役割を持つ者を指す。
刀剣男士達からの呼ばれ方は「主(あるじ)」を筆頭に、「主殿」「主様」「主さん」「主はん」「ぬしさま」「主君」「大将」「ご主人様」「主人」「主ぃ」「きみ」「あなた」「あんた」「お前」等と呼ばれており、審神者という単語自体が登場する場面は少ない。
プレイヤーが自己の分身として投影しやすいようにするため等の意図もあってか、年齢・性別・性格・外見・生い立ち等は明示されていない。公式で審神者のビジュアルイメージは定められておらず、ユーザーの想像に委ねられている。