ゴーシェ病の日(5月4日 記念日)

ゴーシェ病についての啓発活動やゴーシェ病の患者が一日も早く治療を受けられるように活動を行っている「日本ゴーシェ病の会」が制定。

日付は会の前身の「ゴーシェ病患者及び親の会」から現在の会の名前で活動を開始したのが2015年(平成27年)5月4日であることと、「ゴ(5)ーシ(4)ェ」と読む語呂合わせから。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

国際的には10月1日が「世界ゴーシェ病の日」で、同会も日本を代表して世界に向けた啓発活動に参加している。国内での患者数は約150人と非常にまれな疾患であるゴーシェ病のことを、より多くの人に知ってもらうのが目的。

ゴーシェ病の日

ゴーシェ病について

ゴーシェ病とは、肝臓や脾臓の腫れ、骨折、呼吸障害などの症状をともなう難病である。1882年(明治15年)にフランスの医師フィリップ・ゴーシェ(Philip Gaucher)によって最初に発見され、ゴーシェ病と名付けられた。

ゴーシェ病は、グルコセレブロシドという糖脂質を分解する酵素であるグルコセレブロシターゼの機能が悪いため、グルコセレブロシドがセラミドに分解されず、肝臓や脾臓、骨髄などの細胞に蓄積して、肝脾腫や骨症状を主症状とする先天性代謝異常症のうち、ライソゾーム病に分類される病気である。

リンク日本ゴーシェ病の会Wikipedia

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「5月の記念日」「今日は何の日

関連記事