全国各地でうずらを飼育する養鶉(ようじゅん)農家で構成する「日本養鶉協会」が制定。
日付は5月は陰暦で「鶉月(うずらづき)」と呼ばれ、5日は「05」で「たま(0)ご(5)」(卵)と読む語呂合わせから。戦国時代の武将はうずらの鳴き声を「御吉兆(ごきっちょう)」と聴き取り、その縁起の良い声を聴いて出陣したとの言い伝えがあり、男子の成長を祈る「端午の節句」がふさわしいこともその理由の一つである。
うずら業界の振興とうずらの卵の美味しさを多くに人に知ってもらうことが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
ウズラ(鶉、Japanese quail)は、キジ科ウズラ属に分類される鳥類である。日本のほかに、インド北東部、タイ、中国、韓国、北朝鮮、ブータン、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、ラオス、ロシア東部に分布する。
日本国内では主に本州中部以北で繁殖し、冬季になると本州中部以南へ南下し越冬する。全長20cm。上面の羽衣は淡褐色。低地にある草原・農耕地などに生息し、種子・昆虫などを食べる。
「ウズラ」の和名は「蹲る(うずくまる)」「埋る(うずる)」のウズに接尾語「ら」を付け加えたものとする説がある。ウズラの卵には通常黒い斑点があるが、希に白色の卵も産む。
食用としての歴史について、日本では平安時代にウズラの調理法について記した書物がある。明治時代中期から採卵用の飼養が本格的に進められるようになった。1970年代以降は主に愛知県、中でも豊橋市を中心に養殖が行われている。
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