「こだますいか」の全国有数の産地である茨城県筑西市と茨城県桜川市。それに北つくば農協地域農業振興協議会が制定。
日付は「こだますいか」が夏を先取りする初夏の味であり、収穫盛期となることから二十四節気の「立夏」(5月5日頃)を記念日とした。
小ぶりで取り扱いやすく、果皮が薄いうえに味が濃厚な「こだますいか」の魅力を多くの人に知ってもらい、美味しく味わってもらうことが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「こだますいかの日」の日付は以下の通り。
「こだますいか」は、その名前の通り小さなすいかで、直径が約20cm、重さ1.5~2kgである。1958年(昭和33年)に登場した品種で、その後さらに品種改良されている。小さく皮が薄いという特徴がある。
しかし、その名前は「小さい」という点だけでなく、東海道新幹線「こだま」が開通した1964年(昭和39年)と同じ頃に品種改良されたことに由来する。
軽量で持ち運びやすく保存場所に困らないことから、核家族化が進む日本において順調に消費量を伸ばした。また、「こだますいか」は皮が薄く実が詰まっており、食味部分の甘さが均一である。そのため、ゴミが少量で済むという利点もある。
「こだますいか」には黒い皮と鮮やかな果肉とのコントラストが特徴の「黒こだますいか」もあるが、これは全国的にも産地・生産者が少ない品種である。
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