東京都品川区大崎に本社を置き、フランチャイズチェーンによるハンバーガー専門店「モスバーガー」を展開する株式会社モスフードサービスが制定。
日付は「モスバーガー」において「テリヤキバーガー」が初めて発売された1973年(昭和48年)5月15日から。
日本人好みのハンバーガーとして知られる「モスバーガー」の人気メニュー「テリヤキバーガー」は長年にわたり和風バーガーの代表格として親しまれ、愛されてきた。
2023年(令和5年)に50周年となる「テリヤキバーガー」は同社が元祖であることと、そのおいしさをさらに多くの人に知ってもらうのが目的。記念日は2023年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
株式会社モスフードサービスは1972年(昭和47年)7月21日に設立した会社。2023年3月末時点で、資本金は114億1284万円、従業員数は1399人となっている。
同社は経営理念として「人間貢献・社会貢献」を掲げ、お客さまや地域社会と深く結びつき、真心をこめたサービスを提供することを通じて社会に貢献する。また、創業者・櫻田慧(さくらだ さとし、1937~1997年)の強いこだわりがこもった創業の心は「感謝される仕事をしよう」であり、同社の志・想いの原点となっている。
上記のように1973年に同社は世界で初めて「テリヤキバーガー」を発売。このテリヤキバーガーを売るために、常連客の女子高校生からの提案で、彼女の高校の文化祭で50個のテリヤキバーガーを無料で配るなど認知度を上げる工夫を凝らした。
同社の「テリヤキバーガー」は、オリジナルのテリヤキソースをパティにからめたシャキシャキレタスの和風バーガー。テリヤキソースは醤油と味噌をベースにココアパウダーや黒すりごまを加えて深みのある味わいに仕上げた。
モスのテリヤキソースは時代に合わせて進化し続けている。例えば、赤味噌・白味噌と醤油の味わいを強め食べ終わりの切れ味を重視した時代もあれば、あえて余韻を長く感じられるようにした時代もある。
2024年(令和6年)3月時点では、隠し味に生姜やお酢を使用している。幅広い年齢層の方々がおいしく味わいやすいバランスが特長である。
関連する記念日として、3月12日は「モスの日」、7月20日は「ハンバーガーの日」、10月6日は「ドムドムハンバーガーの日」となっている。