2018年(平成30年)4月の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「World Bicycle Day」。
この国際デーは、アメリカの社会学教授であるレシェク・シビルスキー(Leszek Sibilski)による草の根運動から始まった。そして、最終的にはトルクメニスタンなど56ヵ国の支援を得て、国連総会において決議が採択され、この日が「世界自転車デー」として宣言された。
自転車は単純で、手頃な価格で、信頼性が高く、清潔で、環境に優しい持続可能な交通手段である。また、自転車は発展のための道具であり、単なる交通手段だけでなく教育・健康・スポーツにも役立つ。
自転車と利用者の間に生まれる相乗効果は、創造性と社会性を促進し、利用者に地域環境への意識を促す。自転車は持続可能な交通手段の象徴であり、持続可能な消費と生産を促進するという前向きなメッセージを伝え、気候にも良い影響を与える。
このような特徴を持つ自転車の普及を促進するため、この国際デーは祝われる。まだ制定されて間もない記念日であるが、下の画像のようなロゴマークやハッシュタグ「#June3WorldBicycleDay」が使用されていることを確認できる。