東京都港区南青山に事務局を置き、ベビーシャワーを通して「日本のマタニティライフをより豊かに」を理念に活動する一般社団法人「BABYSHOWER JAPAN」が制定。
日付は妊婦の姿になぞらえた「6」が2つ合わさる6月6日に。「ベビーシャワー」とは、アメリカで始まった妊娠8ヵ月頃の妊婦を主役に仲間や家族で行う安産祈願のパーティーのことである。より多くの人にベビーシャワーを知ってもらうことが目的。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録された。
ベビーシャワー(baby shower)のシャワーとは、降り注ぐ、という意味で、妊婦に祝福の気持ちを降り注ぐ、という意味合いが込められている。アメリカが発祥とされるパーティで、アメリカでは結婚式と同様に、ごく一般に浸透した文化である。
もともとは初めての出産を控える妊婦のために、女性だけが招待されていたと言われる。主役である妊婦に母親になるための心得を伝授するなど、女性同志で楽しむ習慣であったが、昨今は男性や子供も参加し、2人目3人目の出産時にも行うことが増えている。
パーティーの規模は数人から100人を超えるものまで人それぞれで、結婚式のように盛大に行われることもある。参加者は友人や仲間のほか、アメリカでは両家の家族を呼んで開催するというのも主流である。
ベビーシャワーになくてはならない存在なのが「ダイパーケーキ」(diaper cake)で、英語の「diaper」は「おむつ」の意味で、日本では「おむつケーキ」とも呼ばれる。アメリカでは安産に願いを込めて、ベビーシャワーに飾る、または贈るものとしておむつで作られたダイパーケーキが広まっている。
リンク:ベビーシャワージャパン、Wikipedia