夏の海水浴シーズンを前にして、シーズン中の繁盛と安全を祈願し、神主などによる神事を執り行うことが多い。
「海開き(うみびらき)」は「山開き」のように特定の日付が限定されているわけではなく、地域によってばらづきがある。温暖な沖縄県などではこれよりも早く3月下旬~4月にかけて行われる。日本一早い海開きは小笠原諸島の父島と母島で元旦に海開きとなる。
海水浴場では、通常、開設期間を定めて海の家などの売店・飲食店を営業する。その他にも、期間内には監視員やライフセーバーの配置、サメ防護ネット・クラゲ防止ネット・オイルフェンスの設置などの安全対策、駐車場・更衣室・シャワー・トイレの開設など利便施設の提供が行われる。
毎年、海水浴場を一般の人に開放することを「海開き」といい、海開きの初日には行事を行うことが多い。日本の本州ではこの日7月1日に行われることが多かったが、近年では7月上旬から中旬に行われることが多い。「海開き」は夏の季語でもある。