ブロックチェーン技術の幅広い普及推進を行う一般社団法人・ブロックチェーン推進協会が制定。
日付は同協会が社会インフラとしてのブロックチェーンの可能性を広げることを企図して発行した日本初のステーブルコイン「Zen(ゼン)」の発行日である2017年(平成29年)7月5日から7月5日を記念日としたもの。
ステーブルコインとは法定通貨のように安定した価格で運用できるように設計された暗号資産(仮想通貨)のことで、このステーブルコインが企業や個人間での決済など、幅広い領域で運用できるように啓発することが目的。
記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
一般社団法人・ブロックチェーン推進協会(Blockchain Collaborative Consortium:BCCC)は、ブロックチェーンの最新情報や基礎知識の取得技術者・企画者の育成、ネットワークの形成意欲的な実証実験や実装の実施、ブロックチェーン関連のビジネスを広く市場に告知しブロックチェーンの様々なビジネスへの普及を推進している。
主な活動として、社会への普及啓発、海外団体との連携・協力、資金調達支援によるスタートアップの促進、金融以外への適用領域拡大、会員内での最新情報の共有などが挙げられる。
ブロックチェーンの技術は金融(フィンテック)を起点に発展していき、今や金融にとどまらず流通、製造や、医療、公共事業など幅広い分野での応用が進んでいる。
ステーブルコイン(Stablecoins)は、その価格が法定通貨、または市場で取引されるコモディティ(貴金属や工業用金属等の商品)などと連動(ペッグ)するよう設計されている暗号通貨である。
利用者にとっては、現実世界で日常使用している慣れ親しんだ法定通貨と同じ感覚で暗号通貨を各ブロックチェーン上で使用できる利点がある。
現金や銀行預金と比べ、発行国の規制に縛られにくく国際送金や支払いにも利用しやすい。さらに通常の暗号資産に比べ価格変動が少ないことも大きな利点である。