日本で初めての警備保障会社として1962年(昭和37年)に創業し、日本に「安全産業」を創出したセコム株式会社が、創立50周年の記念の年の2012年(平成24年)に制定。
日付は社名のセコムにちなみ、7月5日、6日を「セ(7)コ(5)ム(6)」と読む語呂合わせから。「安全、安心」の代名詞となっている「セコム」の、企業や家庭、個人に「安全、安心」について考え、意識を高めてもらいたいとの願いが込められている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
セコムは、東京都渋谷区神宮前に本社を置き、警備サービス業において国内首位の会社である。また、セコムグループは、日本国内のほか、海外21の国と地域に事業展開している。
創業当時の会社の名前は、日本警備保障株式会社であった。1964年(昭和39年)の東京オリンピックの選手村警備を担当したのが飛躍のきっかけとなり、1965年(昭和40年)に同社をモデルにしたテレビドラマ「ザ・ガードマン」が放送され大ヒットしたことから、一気に知名度も上がった。
「セコム(SECOM)」の名前は、元はオンライン・セキュリティシステムのブランド名で、「セキュリティ・コミュニケーション(Security Communication)」を略した造語であり、「人と科学の協力による新しいセキュリティ」というコンセプトであった。1983年(昭和58年)にセコム株式会社に社名が変更された。