手織りの日（7月7日 記念日）
大阪府大阪市に本部を置き、手織り教室の手織適塾SAORIを全国で展開する株式会社SAORIが制定。
古くから全国各地で行われてきた手織り。その継承者の減少や安価な既製品の普及で急速に廃れていることを危惧し、あらためて手織りの存在を多くの人に知ってもらい、手織り文化の発展につなげるのが目的。
日付は七夕伝説で機織りに秀でた「織姫」が、年に一度「彦星」と逢うために機織りを休む日が「七夕」の日とされていることから、この日に織姫に代わって手織りをしながら織姫に想いを馳せる日として7月7日としたもの。
さをり織りとは、なにもかもを自由にした手織りのこと。すべて自己表現であって、手本はいらない。自分の思い通りに織ればよい。
手織り教室も全国各地にあり、手織り機や手織り糸、さをり作品、本の販売も行われている。SAORIでは1日体験コースや塾生コースなどの教室の予約をインターネットで受け付けている。
また、大阪・桜ノ宮の「さをり会館」に併設されているさをり集ぎゃらりいでは、全国から寄せられる作品・適塾の塾生の作品などを中心に展示している。入場無料で公開中。常に新しい試みがなされており、いつも見る人に新鮮な感動を与えてくれる。
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