大阪府大阪市中央区に本社を置き、男性化粧品のトップメーカーとして知られる株式会社マンダムが制定。
日付は暑くなり始める時期で「夏(7)の発汗(8)」と読む語呂合わせから。
同社は汗やにおいに悩む人をサポートするために、体臭や汗腺の研究に力を入れている。汗をかきたいシーンでは気持ちよく汗をかき、汗が気になる時はコントロールする「汗マネジメント」の浸透、習慣化が目的。
記念日は2024年(令和6年)7月4日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
7月に入ると本格的な夏が始まる。夏と言えば、かき氷やアイス、花火、スイカ割りなどたくさんの楽しみがある。そんな夏を楽しみに思う一方で、汗の悩みも尽きない。
近所まで外出したり、少し体を動かしたりしただけで汗がふき出てくる。汗拭きシートやハンディファンなどが欠かせない季節である。通勤や通学の時間、お風呂あがりなど日常のふとした瞬間にムシムシとした暑さで汗が出てくる。
汗は体温調整に欠かせないもので、運動やサウナでかく汗は気持ちいいが、なぜか暑さによる発汗は不快感がある。また、汗をかくことで発生するにおいも心配になる。
そんな中でマンダムでは汗やにおいの悩みはQOL(Quality Of Life:生活の質)にかかわる大きな課題だと捉え、汗腺や汗、体臭などの研究を長年積み重ねてきた。汗やにおいの悩みを解決して快適な夏を過ごしてほしい。そんな思いからこの記念日「汗マネジメントの日」を制定した。
「汗マネジメント」とは、汗をかきたいシーンでは気持ちよく汗をかき、汗が気になる時は適切なケアで発汗をうまくコントロールする、ということを意味している。
マンダムでは2006年から体臭の研究を、2010年から汗腺の研究を続けてきた。例えば、体臭では日本人のワキ臭のにおいタイプが7タイプあることを発見したり、30~40歳代のミドル男性から発生する特有の体臭「ミドル脂臭」を発見したりした。ミドル脂臭という名前を命名したのもマンダムである。