820年(弘仁11年)のこの日、弘法大師が日光山を命名した。
元々は「二荒山(ふたらさん)」と呼ばれていたが、二荒山に登った弘法大師(空海)がその景色に感動し、「二荒」を「にこう」と音読みし「日光山(にっこうさん)」と命名したといわれている。
二荒山は中禅寺湖の北にある男体山(なんたいさん)の別名であり、二荒山神社の奥院がある。この山は782年(延暦元年)、勝道(じょうどう)上人が開山したときは観音菩薩が住むとされる補陀洛山(ふだらくさん)といい、これが訛って二荒山になったといわれている。
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