「ITシステム運用を支えている人達を応援します」というスローガンを掲げ、データ活用ソリューションの提供、ITシステム運用管理ソフトウェアの開発・販売・サポートを行う株式会社ユニリタが制定。
アメリカ・シカゴのシステム管理者Ted Kekatos氏が提唱した日で7月の最終金曜日。コンピュータのシステム管理者に日頃の感謝の意を表わす日。英語表記は「System Administrator Appreciation Day」、略称は「Sysadmin Day」「SAD」。2000年(平成12年)から実施している。
Kekatos氏が「新しいプリンタの導入に成功したシステム管理者が、他の社員たちから感謝のプレゼント攻めにあう」というヒューレット・パッカード社の広告を見て思いついたものである。Kekatos氏は、「残りの364日にはほとんど敬意を払われていないシステム管理者に対し、そのシステムの利用者等がプレゼントを贈るなどして感謝の意を表する日」としている。
日本では、ビーエスピー(現:ユニリタ)が2006年(平成18年)から「システム管理者感謝の日」を広める活動を開始。2009年(平成21年)には「システム管理者の会」を設立した。
システム管理者の会では、この日を記念して、日々の運用を支えているシステム管理者の人達に感謝すると共に、システム管理者の新たなITシステムへの取り組みを後押しする事例と情報が得られるイベント「システム管理者のための夏季講習」を毎年7月に開催している。
「システム管理者感謝の日」はユニリタが制定した記念日として、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「システム管理者感謝の日」の日付は以下の通り。
関連する記念日として、1月23日は「電子メールの日」、9月28日は「パソコン記念日」、10月29日は「インターネット誕生日」となっている。