埼玉県さいたま市で今川焼き・たこ焼き・たい焼き・お好み焼きなどの食材・調理器具を販売する株式会社豊吉(とよよし)が制定。
地方によって「大判焼き」「今川焼き」「回転焼き」「おやき」などと呼び名が異なる「大判焼」は一体どんな名前がふさわしいのか、ナニ焼きなのかをみんなでSNS上で議論するのが目的。
日付は「ナ(7)二(2)や(8)き」と読む語呂合わせから7月28日を記念日としたもの。真夏の暑い日に大判焼き(?)を食べながら熱い議論をとの思いも込められている。
記念日は2025年(令和7年)4月1日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同社が2025年に創業50周年を迎えた節目を記念して記念日を登録した。
株式会社豊吉は1975年(昭和50年)9月1日に創立し、1977年(昭和52年)4月30日に設立した会社。資本金は1,000万円、年商は2億円となっている。代表者は代表取締役の豊吉正徳が務める。同社は事業として、小麦粉・ミックス粉などの食材卸、機器販売、店舗コンサルティングを手がける。
見た目は同じでも「大判焼き」「今川焼き」「回転焼き」など、呼び名は地域や世代によって様々である。自分にとって当たり前の呼び方が、別の地域では通じなかったという経験を持っている人もいるだろう。
同社では全国の20~60代の男女1,019人を対象に呼び名・味・購入頻度・今後食べてみたい味などについてアンケート調査を実施した。調査方法はインターネット調査(PRIZMA)で、調査期間は2025年6月9日~11日である。
その結果、呼び方については「今川焼き」が35.1%で最も多く、次いで「大判焼き」が27.3%、「回転焼き」が23.8%、「御座候(ござそうろう)」が7.5%、「蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)」が3.0%、「二重焼き」が2.4%、「あじまん」が1.8%となった。
「今川焼き」の名称の由来に確たる史料はないが、江戸時代に江戸市内の名主・今川善右衛門(いまがわ ぜんえもん)が架橋した今川橋付近の店で、桶狭間合戦をもじり「今川焼き」として宣伝・発売し評判となったため、一般名詞化して広がったとする説がある。
「今川焼き」は関東の人が、「回転焼き」は関西や九州の人が使う傾向にある。一方で「大判焼き」は全国的な使われ方がされる。「御座候」は兵庫県姫路市の会社の名前に由来し、「蜂楽饅頭」は熊本県水俣市が発祥とされる。
「二重焼き」は広島県、「あじまん」は山形県、「おやき」は北海道や青森県、岩手県などで主に使用される。その他にも西日本各地の「太鼓饅頭」や千葉県・福島県の「きんつば」、三重県松阪市の「天輪(てんりん)焼」、岐阜県関市の「満月焼き」など様々な呼び方が存在する。