配管くんの日(8月1日 記念日)

山形県山形市に本社を置き、空気調和設備や給排水衛生設備、電気設備、上下水道設備、原料搬送設備などの施工を手がける株式会社KOEIが制定。

日付は「は(8)い(1)かん」(配管)と読む語呂合わせから8月1日を記念日としたもの

配管くん

「配管くん」とは、同社が立命館大学と共同で開発した配管内点検ロボットで、カメラと位置計測センサーを搭載しており、排水管やガス管内の劣化度などが調査できる。

記念日を通して、配管点検の重要性と建設設備業界の魅力を広く社会に伝えることが目的。また、建設設備業界の地位向上と社会的認知の拡大を図り、持続可能な社会の実現に貢献したいという願いも込められている。

記念日は2024年(令和6年)6月10日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

KOEI

株式会社KOEIは1946年(昭和21年)に山形県東根市神町で創業し、1954年(昭和29年)7月に山形市相生町で弘栄設備工業株式会社として創立した会社。資本金は3500万円、従業員数は132名となっている。2024年(令和6年)に創立70周年を迎え、社名を株式会社KOEIに変更した。

配管くん

Ⅰ型自走ヘビ型ロボット「配管くん」は、垂直・水平方向の直径100~150mmのティーズ管内を世界で初めて自走することに成功した。全長580mm・6個の車輪・3ヵ所の屈折可動部・姿勢回転用ゴムを前後に各1個装備する。

車両独立したモーター制御にしたことによって屈折可動部と車輪にて垂直・水平移動が可能になった。また、可動部と姿勢回転を組み合わせることでエルボとティーズ管を曲がることも可能にした。探査距離として約100mの走行が可能。

ジャイロ・角速度計を搭載することで傾斜角を測定し、配管図も作成できるデータ測定が可能になった。可動部と姿勢回転を組み合わせることで、エルボ・ティーズ管を曲がりたい方向に操作できる。

「配管くん」は高性能カメラやジャイロセンサーを搭載しており、配管の老朽化などの見える化を行い、計測したデータを基に走行経路のマッピングができる。

リンクKOEI弘栄ドリームワークス

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カテゴリー「8月の記念日」「今日は何の日

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