岡山県岡山市南区に本社を置き、建築物の解体工事から廃棄物の最終処分までを手がける株式会社コンケンが制定。
日付は同社の創業記念日である1968年(昭和43年)8月1日と、子会社の藤クリーン株式会社が環境活動への取り組みを開始した日に由来する。創業日を迎えられることに感謝し、地元に対して何が貢献できるかを考える日と位置づけている。また、藤クリーンリサイクルセンターの敷地内の産業廃棄物を再利用したコンケンガーデン、セラピーガーデンを通じて、多くの人に環境のことについて知ってもらう日とすることも目的。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は近藤建材として開業。コンケングループは「環境価値創造企業」を目指し、高度で卓越した廃棄物処理で、美しい地域環境の保全と企業の持続的繁栄に貢献し、常に新たなるサービス提供に挑んでいる。スローガンは「Do it Now!」(今やる!すぐやる!明日に残さない!)。
コンケンガーデンは産業廃棄物のリサイクル品を可能な限り利用しており、再生処理土と古畳の粉砕処理品を植栽の土壌に、再生砂を池底の定着土壌にするなどの工夫がされている。また、在来種を中心に約200種の植物が植栽され、水辺には地元の淡水魚や水生植物も見られる。地域の生態系を知り、生物多様性と地域環境の保全について考える場となっている。