鹿児島県垂水市に本社を置き、カンパチの養殖を30年以上にわたり行っている株式会社小浜水産グループが制定。
日付はカンパチの頭部には漢数字の「八」のように見える模様があることから「八」が並ぶ8月8日に。また、カンパチ養殖の一年の出荷スタートが8月であることもこの日を記念日にした理由の一つ。カンパチという魚とその美味しさを広く全国に知ってもらうことが目的。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社の極上カンパチは温暖で自然豊かな鹿児島湾の海で育っている。鹿児島県産の稚魚による養殖にも成功した。また、新ブランドを立ち上げ、海外販売の展開も行っている。
カンパチは、スズキ目アジ科ブリ属に分類される海水魚の一種。全世界の暖海域に分布する大型肉食魚で、日本では高級魚として扱われる。成魚は全長1m前後。日本各地で大きさによって呼び名が変わる「出世魚」でもある。
カンパチの頭部の「八」の模様はカンパチの名称の由来でもあり、漢字では間八・勘八と書く。身は締まっていて脂も乗っている。刺身、寿司、しゃぶしゃぶ、照り焼き、塩焼きなどで食べられる。