ありあけハーバーの日（8月8日 記念日）
神奈川県横浜市中区に本社を置き、洋菓子の開発・製造・販売などを手がける「株式会社ありあけ」が制定。
日付は「ハー（8）バー（8）」と読む語呂合わせから。
同社の主力商品である「ハーバー」シリーズは船の形をした洋菓子で60年以上にわたり横浜を代表するお土産菓子として知られる。「ハーバー」の記念日を設けることで、イベントなどを企画し、さらに横浜を盛り立てて社会貢献を果たすことが目的。記念日は2020年（令和2年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
1954年（昭和29年）に横浜で誕生した元祖「ハーバー」は、当時はお菓子としてまだ贅沢とされ珍しかったマロンを使用した洋菓子である。「ハーバー（harbor）」は「波止場（はとば）」の意味であり、洋菓子「ハーバー」は波止場に到着する船の形を模して作られた。
現在の「横濱ハーバー ダブルマロン」は、薄くソフトなカステラ生地に刻んだ栗と栗餡をやさしく包み込み、しっとりとした食感と口に広がるマロンの味わいが絶妙である。そのパッケージは、船と港町・横浜を愛してやまない柳原良平（やなぎはら りょうへい、1931～2015年）画伯でお馴染のオリジナルパッケージとなっている。
「ハーバー」シリーズには「横濱ハーバー ダブルマロン」の他に、濃厚なチョコを存分に楽しめる「黒船ハーバー ガトーショコラ」や、ひとくちサイズの「横濱ハーバー ミルクモンブラン」がある。
