大阪府大阪市に事務所を置き、レゲエミュージックの企画・制作、レーベルの運営、イベントの開催などを手がける有限会社カエルスタジオミュージックが制定。
日付はレゲエミュージックにとって象徴的な存在の「パ(8)トワ(10)」と読む語呂合わせから。レゲエミュージックは元来、「パトワ」と呼ばれるジャマイカ独自の言語を用いて歌われ、その独特なイントネーションは音楽の大きな要素にもなっている。
クラウドファンディングにより多くのレゲエミュージックファンからの賛同を集めた記念日で、レゲエミュージックのさらなる音楽的な魅力を伝えることが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
カエルスタジオは、1997年(平成9年)に大阪日本橋でDUB PLATEレコーディング・スタジオをオープンしたことに始まる。そして、日本人REGGAEアーティストの7inchレコードのリリースやサウンドシステムにスポットをあてたイベントを開始した。
カエルスタジオミュージックのWebサイトにあるフロッグストアでは、レゲエミュージックのCDやDVD、レコード、Tシャツ、帽子、キーホルダー、タオルなどの商品を販売している。
レゲエ(Reggae)は、狭義においては1960年代後半ジャマイカで発祥し、1980年代前半まで流行したポピュラー音楽である。広義においてはジャマイカで成立したポピュラー音楽全般のことを意味する。4分の4拍子の第2・第4拍目をカッティング奏法で刻むギター、各小節の3拍目にアクセントが置かれるドラム、うねるようなベースラインを奏でるベースなどの音楽的特徴を持つ。
「レゲエ(reggae)」と言う呼称の語源には諸説あるが、「ぼろ・ぼろ布、または口げんか・口論」という意味を表すジャマイカ英語のスラング、パトワ語で「レゲレゲ(rege-rege)」が転じたものという説が有力である。