雪の宿の日(8月10日 記念日)

新潟県新潟市北区に本社を置き、米菓を中心とした食品を製造・販売する三幸製菓株式会社が制定。

日付は同社が販売する米菓ブランド「雪の宿」の「や(8)ど(10)」と読む語呂合わせから8月10日に。日付には、ネーミングから冬のイメージが強い「雪の宿」を夏にも食べてほしいという願いも込められている。

「雪の宿」ロゴ

「雪の宿」は、甘さと塩味の絶妙なハーモニーとサクッとソフトなくちどけで世代を超えて愛され続けているせんべい。記念日を通して、より多くの人に「雪の宿」ブランドを知ってもらい、味わってもらうことが目的。

記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

三幸製菓のロゴ

三幸製菓株式会社は1962年(昭和37年)8月20日に設立した会社。資本金は9000万円。経営理念のミッションとして、「安全で安心」を原点に置き、「良品廉価」を次のステップへ、を掲げる。また、企業理念として、お客様に幸せ、お取引先様に幸せ、会社と社員の幸せ、この三つの幸せを掲げ、実現を目指してきた。

「雪の宿」商品ラインナップ

雪の宿(ゆきのやど)は、同社が1977年(昭和52年)より発売している米菓(せんべい)である。商品ラインナップとして、サラダ・かりんとう・黒糖みるく味などがある。ロングセラー商品であり、2017年(平成29年)に発売40周年を迎えた。

開発当時、米菓メーカーとしては後発であったため他社にない商品の開発に力を入れる方針を取り、当時は醤油せんべいが主流だった蜜がけ米菓の新商品として企画された。油分が多いサラダせんべいに蜜がけするのが困難であったため、担当者が新潟の老舗ケーキ屋で修行するなど試行錯誤の結果完成した。

発売前、同社の社長が出張先の旅館で降りしきる雪を見ながら、「こんなときに温泉につかりながら酒でも飲めば雪見酒だ」という想いをめぐらせ、「雪見宿」という名前を考案。早速、出張先から商品名をそのように登録するよう電話で指示をしたが、指示を受けた社員が聞き間違えたために、社長が出張から戻ると商品名は「雪の宿」で登録されてしまっていた。

2014年(平成26年)8月10日に「ホワミル」が雪の宿の公式キャラクターとしてデビューし、2019年(令和元年)9月16日に「黒糖みるく味」を発売したことに伴い、「チャミル」が雪の宿黒糖みるく味の公式キャラクターとしてデビューした。

関連する記念日として、同社は3月5日を「三幸の日」、8月5日を「ぱりんこの日」、5月9日を「小分けかりんとうの日」に制定している。

リンク三幸製菓Wikipedia

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カテゴリー「8月の記念日」「今日は何の日

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