愛知県一宮市に本社を置き、米油(こめあぶら)を中心に様々な事業を展開するオリザ油化株式会社が制定。
日付は漢字の「米」は「八十八」と分解できることから8月18日としたもの。
米の副産物からできる環境に優しい米油の可能性と機能性を追求し、その魅力を広く伝えていくことが目的。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は1939年(昭和14年)4月に岐阜糠油工業所として創立した会社である。現在の社名の「オリザ」は米の学名「オリザ・サティバ(Oryza sativa)」に由来する。
米油は、玄米を精米した際に出る米ぬかと米胚芽を原料として精製して作られる。英語では「rice bran oil」。オリザの米油は、玄米1キロから約15グラムしかとれない貴重な油である。さらに、遺伝子組換えの心配がなく(Non-GMO)、アレルギーフリーで、安心・安全な天然食材と言える。
また、米油には特有成分であるγ(ガンマ)オリザノールやオリザコトリエノール、オリザステロールなど機能性原料がたくさん含まれる。これらの成分は健康や美容に良いとされ、生活習慣病の改善や美肌効果などが期待できる。
同社の商品としては、「国産 玄米油(ペットボトル600g)」や「お米の糠からとれたサラダ油(バックインボックス1500g)」「オリザの米油(ペットボトル1650g)」などがある。