東京都品川区上大崎に本社を置く、世界各地に拠点を持つグローバル医療機器メーカーの日本法人「ドルニエメドテックジャパン株式会社」が制定。
同社が輸入・販売し、尿路結石の治療に用いられる「体外衝撃波結石破砕装置」(extracorporeal shock wave lithotripsy:ESWL)の有効性を多くの医療機関関係者・患者の人たちに知ってもらうことが目的。日付は北海道札幌市の三樹会病院で日本で初めてEWSLによる治療が開始された日の1984年(昭和59年)9月1日に由来する。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
EWSLによる治療「体外衝撃波結石破砕術」は、尿路結石を外科手術をせずに体の外より衝撃波を当て、体に傷を付けることなく結石を粉々に砕き、体の外に流し出す治療法である。多少身体に負担はあるが、良好な治療効果が期待できる。また、衝撃波の照準を結石に合わせるために、放射線もしくは超音波が用いられる。1回の治療で結石がなくなる場合もあれば、数回必要となる場合もある。