国産粘土(クレイ)のモンモリロナイトを基材としたスキンケアやボディケアの商品を製造・販売する株式会社粘土科学研究所が制定。
日付は「ク(9)レ(0)イ(1)」と読む語呂合わせから。
記念日を通して、同社の全ての製品に配合されているモンモリロナイトの魅力をより多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
クレイ(clay)は粘土のこと。モンモリロナイト(montmorillonite)は、粘土鉱物であり、クレイの一種。火山灰が熱や圧力などに6000万年という時間さらされ、ゆっくりと自然に研磨され非常になめらかで細かい結晶となり、モンモリロナイトが出来上がる。
モンモリロナイトの名前は、産地の一つであるフランスのヴィエンヌ県にあるモンモリヨン(Montmorillon)に由来し、1847年に命名された。日本では新潟県・山形県・群馬県などで良質なモンモリロナイトが産出される。
モンモリロナイトは、汚れを落とす、うるおいを届ける、乾燥から守るという力があるため、スキンケアとの相性が良い素材。
東京都江戸川区東葛西に本社を置く粘土科学研究所(Montmorillonite Science Laboratory)は、1984年(昭和59年)の創業以来、モンモリロナイトを主材にスキンケア商品などを研究開発、製造している会社である。
モンモリロナイトを使った商品として、洗顔料やローション、クリーム、パック、歯磨き粉などがある。商品開発において、環境への負荷や体への刺激になりがちな界面活性剤の量を極力少なくする処方を心掛けている。