愛する小倉トーストの日(9月10日 記念日)

愛知県名古屋市の小倉トースト普及委員会が制定。

日付は「小倉トースト」の略称「オ(0)グ(9)トー(10)」と読む語呂合わせから9月10日を記念日に。

小倉トースト

「小倉トースト」(おぐらトースト)とは、バターやマーガリンのトーストにあんこを組み合わせた名古屋生まれの喫茶店の名物。「小倉トースト」の普及を通して、喫茶店・カフェ文化の発展に貢献するのが目的。

記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。参加店舗によるスタンプラリーを行い、1食当たり15円の寄付を記念日登録の費用に充てた。

愛する小倉トーストの日

2023年9月10日(日)には「愛する小倉トーストの日」の制定記念イベントとして「小倉トーストまつり」が名古屋市中区錦のスペース七番で開催された。小倉トーストにまつわるいろんなものが大集結。あんこの食べ比べやグッズ販売、ワークショップなどが開催された。

小倉トーストまつり

「小倉トースト」は、愛知県の喫茶店で供されている軽食の一種。いわゆる名古屋めしの一つ。単に「あんトースト」と呼ばれる場合もある。

食パンに小倉餡を乗せた形で供されることが多いが、サンドイッチのように食パンで餡を挟んだもの(小倉サンド)や、パンと小倉餡を別々にして客が好きな分だけ餡を乗せられるようにしたものがある。

発祥はかつて名古屋市の栄地区に存在した「満つ葉」(まつば)という喫茶店とされる。1921年(大正10年)頃に当時のハイカラブームに乗ってバタートーストをメニューに加えたところ、客の学生たちがトーストをぜんざいに浸して食べるようになり、それを見た店主が最初からトーストに餡を乗せた小倉トーストを考案。これが愛知県各地に広まっていった。

小倉トーストにヒントを得て、松永製菓で1966年(昭和41年)に開発された焼菓子「しるこサンド」はロングセラーになっている。また、愛知県に本社のある敷島製パンから、小倉餡とマーガリンを組み合わせた菓子パン「サンドロール 小倉&ネオマーガリン」が販売されており、地元を中心に人気を集めている。

リンクFacebookWikipedia

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「9月の記念日」「今日は何の日

関連記事