塩ふき昆布(えびすめ)の日(10月1日 記念日)

大阪府大阪市中央区に本社を置き、昆布及び昆布加工製品の製造・販売を手がける株式会社小倉屋山本(おぐらや やまもと)が制定。

日付は三代目店主の山本利助が試行錯誤を重ね、1949年(昭和24年)10月に日本初の塩ふき昆布「えびすめ」を開発し販売したことにちなみ、その月の初日である10月1日を記念日としたもの。

塩ふき昆布「えびすめ」

同社の代表商品であり、塩ふき昆布の元祖として知られる「えびすめ」を通じて、塩ふき昆布の美味しさや魅力をさらに多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

小倉屋山本

小倉屋山本は江戸時代の1848年(嘉永元年)に初代店主の山本利助が創業した昆布の老舗であり、2018年(平成30年)に創業170周年を迎えた。

大阪名物の塩ふき昆布「えびすめ」は同社伝統の一品である。選び抜いた北海道・道南産の真昆布の中央の肉厚部分だけを贅沢に使い、丹念に炊き込んで乾燥させることで、滋味あふれる独自の味わいを生み出した。

塩ふき昆布「えびすめ」

「えびすめ」とは古い日本語で「昆布」を意味する。贈り物やお土産にも最適な木箱入り「えびすめ」や、「えびすめ」を含む同社の昆布詰合せなどの商品もある。

ちなみに、吉本興業を創業した女性の吉本せい(よしもと せい、1889~1950年)をモデルに大阪人の知恵と才覚を描いた小説『花のれん』で、第39回直木賞を受賞した作家の山崎豊子(やまさき とよこ、1924~2013年)は三代目・山本利助の実妹にあたる。

リンク小倉屋山本Wikipedia

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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