全日本釣り団体協議会と日本釣振興会が1977年(昭和52年)に制定。
日付は魚の幼児語「トト」を「1010」の語呂合わせから。釣りの健全な発展を願って記念日とした。
昔の人は魚のことを「とと」または丁寧語の「お」をつけた「おとと」と呼んでいた。森永製菓が製造・販売している魚介類の形をしたミニスナック菓子に「おっとっと」があるが、この名前には「魚」の「おとと」の意味が含まれている。
「おっとっと」の名前の由来としては、最初「小さな水族館」という仮称がつき、その他に「なんかな~い」など候補作が挙がっていた。そんな時、飲み屋で杯をかわしながらの議論の最中に、杯から酒がこぼれそうになり、おもわず「おっとっと」と口をついたことからこの名前がひらめいたという。
その他にも、通常、菓子は夫が食べるものではなかったので、夫にもとっておくという意味とかけて「おっと」に通じることから名づけられたとの情報もある。
そんな「おっとっと」は1982年(昭和57年)4月に「おとと(魚)」を連想させる新味覚スナックとして100円で発売された。イカやカニ、カメ、タコ、ヒトデ、フグ、マグロ、エビなどの形をした菓子が入っている。また、マスコットはクジラをモチーフとした「とと丸」である。
釣り(つり、fishing)とは、釣り針・釣り糸などの道具で「魚」を「釣る」ようにして採捕する行為・方法のことである。魚に限定した場合は魚釣り(さかなつり・うおつり)とも呼ばれる。
現代では道具としては釣り針・釣り糸・釣り竿などを使い、釣り針に餌や疑似餌をつけて行うことが一般的である。食用魚を狙ったものの他、釣り自体を楽しむゲームフィッシング、種類を問わない雑魚釣りなどがある。
釣りを行う場所によって海釣りと川釣りに大別される。漁業は漁法によって網漁業・釣漁業・雑漁業の3種に分けられる。釣漁業には手釣・竿釣・機械釣・曳縄釣・立縄釣・延縄がある。