豆腐干の日（10月20日 記念日）
東京都江戸川区一之江に本社を置き、「豆腐干」（とうふかん）を専門に扱う株式会社優食が制定。
日付は1020で「とう（10）ふ（2）」（豆腐）と読み、豆腐干の干と同じ読みの環（かん）から「環＝0」と合わせて10月20日としたもの。
豆腐干とは、中国の伝統食材で豆腐に圧力をかけて水分を抜き、軽く乾燥させた食品。豆腐の一種で、中国や台湾で広く使われている。低糖質・高たんぱくなヘルシー食材として前菜から炒め物や煮物、揚げ物など、様々な料理に活用できる。
記念日を通して、豆腐干の認知度を上げることが目的。また、環境負荷の低い大豆由来製品を広めることでSDGsにも貢献したいという願いも込められている。記念日は2022年（令和4年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は2006年（平成18年）2月2日に設立された会社。豆腐干など加工食品の開発・販売を手がける。
中国では豆腐干を細切りにしたものが、定番食材として広く親しまれ、和え物などの前菜から、炒め物、煮物、揚げ物などの主菜まで幅広く活用されている。
グルテンフリー食材であり、近年では日本でもアジア料理店を中心に食べられるようになり、ヘルシーさはもちろん、調理のしやすさや美味しさでも人気がある。
同社の商品として、「冷凍豆腐干」の細切り・平切りなどがある。冷凍豆腐干は調理前に冷蔵室に入れて約半日ほどおき、自然解凍する。その後、大きめの鍋に湯をたっぷり沸かす。解凍した豆腐干を湯の中に入れ、菜箸で2～3回混ぜながら5分ゆでて使用する。
豆腐干は、そのまま和えるのはもちろん、炒めたり、煮たり、揚げたりして調理することができる。加熱しても豆腐干の歯ごたえは損なわれないため、他の具材や調味料とも美味しくからまる。
同社のWebサイトでは、豆腐干を使用した「豆腐干豚汁」や「豆腐干のゴーヤチャンプル」「サンラータン豆腐干」「豆腐干のビビン麺風」「豆腐干タンメン」「豆腐干と鶏肉の黒酢煮」「豆腐干チンジャオロースー」「豆腐干ナゲット」「豆腐干キャロットラペ」など、数多くのレシピが掲載されている。
