「Tie2(タイツー)活性化、リンパ管・血管の安定化」をコンセプトに活動する「Tie2・リンパ・血管研究会」が制定。
日付は毛細血管の長さが10万kmあることから10月、Tie2の2と血流の循環を意味する0を合わせて20日で、10月20日を記念日としたもの。
Tie2とは、毛細血管を強くする役割を担う血管内皮細胞に存在する受容体。加齢やストレスなどでTie2の働きが弱くなると、血流が途絶えて血管がゴースト化する。それは免疫力低下や内臓不調など、体に様々な支障をきたす原因となる。
記念日を通して、Tie2やゴースト血管、それを防ぐための対策についての知識を広め、自身の健康について考えてもらうことが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
ゴースト血管は、全身に張り巡らされている毛細血管が衰え、血液が流れなくなり、消えてしまう状態を意味する。毛細血管は、心臓から全身に血液を送る動脈と、全身から心臓に血液を戻す静脈との間を繋いでいる非常に細い血管である。
ゴースト血管になると血流が悪くなり、全身に血液が行き渡らなくなる。むくみや冷え、肌のシワやたるみ、免疫力の低下、骨の老化など、様々な体の不調の原因となる。タンパク質受容体のTie2を活性化させることで、ゴースト血管を予防することができる。
ゴースト血管の予防に注目されているのが植物エキスで、紅茶で知られるルイボスや、生薬としても知られる桂皮(シナモン)、香辛料のヒハツが効果的だと認められている。
ルイボスには腸内環境を整える効果、シナモンには代謝を高める効果もある。ルイボスティーやシナモンティーのようにお茶として飲んだり、香辛料として使用したりすることでこれらを摂取し、ゴースト血管の対策をすることができる。
リンク:Tie2・リンパ・血管研究会、養命酒製造