1882年(明治15年)のこの日、政治家・大隈重信(おおくま しげのぶ、1838~1922年)により東京・牛込に早稲田大学の前身である「東京専門学校」が設立された。
その後、1902年(明治35年)に「早稲田大学」と改称され、1920年(大正9年)2月5日に大学令に基づく大学となった。これにより慶應義塾大学と共に日本で最初の私立大学となった。
この日は早稲田大学の「創立記念日」であり、早稲田大学ではこの日を中心に、歴史についての展示やフォトコンテスト、応援部アニバーサリーステージなどのイベントが実施される。
早稲田大学(Waseda University)は、現在では東京都新宿区戸塚町に本部を置き、略称は「早稲田」または「早大」である。また、私立大学の最高峰である早稲田大学と慶應義塾大学は「早慶」または「慶早」、「私学の両雄」などと呼ばれる。
「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を理念とする。10の学術院のもと13学部・25研究科(大学院)を設置している。国際交流が盛んで、特にアジアからの外国人留学生が多い。キャンパスは、早稲田・戸山・西早稲田・喜久井町・所沢など複数存在する。
大隈重信が明治を代表する政治家であり、イギリス流の政治経済学を中心とする大学をモデルに設計されていることから、政治経済学部を中心に政界・財界に多くの逸材を輩出しているのをはじめとして、研究・法曹・文学・理工学などや、出版・新聞などの分野でも国内外を問わず多くの卒業生が活躍している。
イギリスの教育専門誌『タイムズ・ハイアー・エデュケーション』(The Times Higher Education)による2017年(平成29年)の日本版ランキングでは、私大1位に認定された。