国際連合教育科学文化機関(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization:UNESCO、ユネスコ)が2006年(平成18年)に制定。
国際デーの一つ。「世界視聴覚遺産の日」ともされる。英語表記は「World Day for Audiovisual Heritage」。
1980年(昭和55年)のこの日、旧ユーゴスラビアのベオグラードで行なわれた第21回ユネスコ総会において、「動的映像の保護及び保存に関するユネスコ勧告」が採択された。映画・映像など視聴覚資料の重要性を多くの人に知ってもらうことが目的。
毎年テーマを掲げて、この日には世界各国でショートフィルムの上映会や視聴覚資料の展示会などのイベントが開催される。日本では映画保存協会(Film Preservation Society:FPS)などが実施している。
2009年(平成21年)、ユネスコは記念日のロゴを募集し、映画フィルムと再生ボタンをあしらったフィリピンのデザイナーAchilleus Coronel氏の作品が選ばれた。
リンク:United Nations、映画保存協会