1945年(昭和20年)のこの日、日本で初めて臨時資金調整法に基づいて戦災復興の資金調達のために政府第1回「宝くじ」が発売された。
戦後の激しいインフレを抑制するため、余剰通貨の収入を狙ったもので、1枚10円で売り出された。賞金は1等10万円、2等1万円、3等1000円、4等50円、5等20円で、副賞として4等まではキャラコ(インド産の平織りの綿布)が付いた。また、ハズレ券4枚でタバコ10本がもらえたという。物資不足のため、これらの賞品はもてはやされた。
翌1946年(昭和21年)には、臨時資金調整法が改定され、政府のほか全国都道府県も宝くじの発売が可能となる。これにより、同年12月に地方くじ第1号「福井県復興宝くじ」(別名:ふくふくくじ)が発売された。
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