東京都千代田区岩本町に事務局を置き、食鳥産業における生産・流通の改善などを図る一般社団法人・日本食鳥協会が制定。
日付は干支の10番目が酉(とり)であるため10月に、「に(2)く(9)」(肉)と読む語呂合わせから29日とした。
国産とり肉の安全性や美味しさをPRすることが目的。国産とり肉は、食鳥検査法によって1羽1羽に対して3段階の厳しい検査を行い、合格した安全なものだけが出荷される。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
一般社団法人・日本食鳥協会(Japan Chicken Association:J.C.A)は1960年(昭和35年)11月17日に設立した団体。食鳥産業における生産・流通の改善、消費の普及増進などを図ることにより、畜産の発展と国民食生活の改善向上に寄与することを目的とする。
「鶏肉」と書いて「とりにく」と読まれるほどよく食べられている鶏肉は、カロリーも控えめで良質なタンパク質を含んでおり、日本の食生活に欠かせない食材となっている。チキンとも呼ばれる。
特に胸肉には「イミダゾールジペプチド」と呼ばれる疲労予防・疲労回復効果を高める効果がある成分が多く含まれている。この成分のおかげで、渡り鳥は1万km以上も休みなしで飛び続けられると言われている。
スーパーや精肉店などの鶏肉のパックのシールやPOPの表示には、載せなければいけないことが決められている。原産国は国産品であれば「国産」である旨を、輸入品であれば「原産国名」を表示することが義務付けられている。また、新鮮な国産チキンは凍結されずにそのまま店舗に並び、「生鮮品」と表示されている。
関連する記念日として、「に(2)わ(8)とり」(鶏)と読む語呂合わせから毎月28日は「にわとりの日」、7月21日は「烏骨鶏の日」となっている。