佐賀県佐賀市に本社を置き、日本の伝統衣装である「和服」を中心に女性のファッションに関連した商品を販売する株式会社鈴花商事が制定。
日付は「いい(1)わ(輪=0)ふ(2)く(9)」(良い和服)と読む語呂合わせから。
「洋服」と対を成す意味合いの「和服」は日本固有の衣装の呼び名に最もふさわしいとの思いから、その呼称を広めることで「和服」の素晴らしさをさらに多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
鈴花商事(すずはなしょうじ)は、和服を中心に取り扱う鈴花(すずはな)・ちづる・白水(はくすい)の各店舗に商品の供給や輸入業務などを行い、グループ本部としての機能を担っている。これらの店は九州・中国地方を中心に約100店舗を数える。
同社は、1900年(明治33年)に初代・森丈一郎が佐賀県神埼町(現:神埼市)で森呉服店として創業した会社で、記念日が制定された2020年には創業120周年を迎えた。その記念事業の一つとして「和服の日プロジェクト」が発足し、多くの関係者の賛同を得て「和服の日」が誕生した。
記念日には「和服の輪」をみんなで広げたい、一人一人の「和」にまつわる素晴らしい感動を提供し続ける企業でありたい、「和服」でつながる大きな輪が重なり合う時代を作りたい、そんな同社の想いが込められている。