大阪府泉大津市にある歯科医院「小西デンタルクリニック」が制定。
日付は、10月は「食欲の秋」で、健康のためには一口(10)で30回咬むことが推奨されていることから10月30日を記念日としたもの。
同院長の小西康三(こにし やすぞう)氏は、歯科医師として正しく咬むこと(咀嚼:そしゃく)の大切さを広める活動を行っている。咀嚼が免疫力の強化や脳の活性化、顎の成長などにつながり、健康に役立つということを多くの人に深く知ってもらうのが目的。
記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
小西デンタルクリニックは、すべての人が一生涯健康な口を維持することを目指している。同院では、なるべく歯や神経を抜かない治療を行っている。
生涯自分の歯でしっかり噛め、いつまでも快適な生活を送れることが人生においてとても重要だと考えている。一度失った歯は再生することが出来ない。
だからこそ同院では様々な知識と技術を持って、患者一人一人の口の状態に合わせた治療プログラムを提案し、歯をなるべく削らない、抜かない、歯の神経も残して行ける治療を基本としている。
咀嚼(そしゃく)とは、口の中で食べ物をよく噛み砕き、味わうこと。食べ物をよく噛むことで唾液が多く分泌され、食べ物の消化吸収が助けられる。これにより脳の満腹中枢が早めに刺激され、過食を防ぎ、肥満予防につながる。
また、よく噛むことは脳の活性化と認知症予防にもつながる。よく噛むことで脳への血流量が増加し、脳の各部位が刺激される。特に脳の前頭前野や海馬が活性化されることで、集中力や記憶力、判断力が向上する効果が期待できる。
関連する記念日として、「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせから4月18日は「よい歯の日」、「いい(11)歯(8)」と読む語呂合わせから11月8日は「いい歯の日」、6月4日~10日は「歯と口の健康週間」となっている。
リンク:小西デンタルクリニック、Wikipedia