東京都港区虎ノ門に事務局を置き、都市ガス事業の健全な発達を図る一般社団法人・日本ガス協会が1972年(昭和47年)に制定。
1872年(明治5年)9月29日(新暦10月31日)、横浜の馬車道において日本で初めてガス灯が点灯された。この出来事に由来して、100周年を記念して記念日とした。
都市ガス事業の役割をより多くの人に伝えることが目的。ガスの安全な使い方や有効利用の方法などのPRを行っている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
一般社団法人・日本ガス協会は1947年(昭和22年)10月に創立した団体。同協会は、都市ガス事業の健全な発達を図るとともに、天然ガスの普及拡大、エネルギーの安定供給と保安の確保、環境問題への対応を通じて社会的貢献を果たすことを目的とする。
天然ガスとは、メタンを主成分とし、エタンやプロパンなどを含む化石燃料の一種。燃焼させて調理や暖房、風呂沸かしなどの熱源として使われる。日本では都市ガス用として利用される。
都市ガスの主原料である液化天然ガス(Liquefied Natural Gas:LNG)は、不純物をほとんど含まないクリーンなエネルギーである。天然ガスを液化してLNGを製造する際に硫黄などの不純物を取り除き、LNGタンカーで日本まで運ぶ。
燃焼時に、温室効果ガスの一つといわれるCO₂(二酸化炭素)の発生量が少ないのが特長。さらに、酸性雨や大気汚染の原因とされるNOx(窒素酸化物)の発生量も少なく、またSOx(硫黄酸化物)が発生しない、環境特性に優れた理想的なエネルギーである。
LNGは、天然ガスを冷却した無色透明の液体。天然ガスは、ほぼ大気圧下でマイナス162℃まで冷却すると液体になり、体積が気体のときの600分の1になる。この特性を利用して、LNGタンカーで大量の天然ガスを輸送することができる。
日本において都市ガスの主原料である天然ガスは、そのほとんどを海外からLNGの状態で輸入している。天然ガスは、石炭や石油に比べ燃焼時に二酸化炭素の発生量が少ないため、地球温暖化抑制に寄与する。